PHPの基本に関するメモ。参考にしているのはPHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル第2版の第13章(処理制御)です。Smartyなど素のPHPとは関係のないところは省略。
- スクリプトを途中で終了する場合にはexit関数、die関数を使う。前者は終了時にエラーメッセージを出さないのに対し、後者は終了時にエラーメッセージが出てくるようになっている。関数の引数に文字列を与えることでエラー時のメッセージを制御することができる。また、関数を引数に与えることで異常時でも正常終了させるなどすることができる。
- 処理を一時停止するにはsleep関数を使う。これは秒単位で停止する。マイクロ秒単位で制御する場合はusleep関数を用いる。
- エラーメッセージの抑制は変数、関数の前に@マークをつけることでできる。例えば@num = 10/0;のようにすればnumに関するエラーメッセージは出なくなる。
- error_reporting関数はエラーを表示させるレベルを設定できる。関数を呼出した後からレベルが変化する。
- error_log関数はエラーメッセージを任意のファイルに送信することができる。Webサーバのログ、メールなどにも書き込める。
- trigger_error関数を使うと、ユーザエラーを発生させることができる。このとき、引数にE_USER_ERRORを指定することになる。
- header関数でHTTPヘッダを送信することが可能になる。例えばLocationヘッダを指定することで移動先のURLを指定できる。
- exec関数を利用すると外部プログラムを実行する。exec関数は返り値を要求しない場合に使う。system関数は標準出力を返してくる。
- 外部プログラムでシェルを使うときはescapeshellargでシェル引数として与える文字列をエスケープしなければならない。これはexec、system関数の両方に対して言える。
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