2012年11月7日水曜日

変動係数

変動係数は標準偏差を平均で割ったものである。標準偏差は不偏分散の平方根である。つまり次のような式で書くことができる。

変動係数

変動係数は、単位が異なるばらつきを、単位なしに統一して見る指標と言える。例えば、4人の野球のピッチャーが投げた球の球速を130kn/h、136kn/h、140kn/h、150kn/hとしたときの変動係数と、4人のテストの受験結果が65点、68点、70点、75点であったときの変動係数は同じである。なお、変動係数は観測値が0以下の値をとらないことを前提としていることに注意。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

ページビューの合計