いつかは受けたいデータベーススペシャリストの前哨戦として、1か月半ほどかけて学習して合格(80点台前半/100点満点、合格点64点以上)したので、学習記録を公開しておきます。Oracleは仕事で使わないのと、最新バージョンの試験に対応した書籍がないので、(Oracleより仕事で使う可能性が高い)PostgreSQLを選択しています。
1. 購入した試験用の書籍
- OSS教科書 OSS-DB Silver Ver2.0対応
- 徹底攻略OSS-DB Silver問題集
2. 学習時間
どこかで合格率70%程度というのをみかけたので、そこまでやりこまなくても合格点には十分たどり着けると予想してました。学習期間は1.5か月、総学習時間は厳密に集計はしていませんが作成したノートのページ数から70時間程度と思われます。PostgreSQL未経験からのスタートなので、慣れてる方ならもう少し早く終えられるのではないかと。3. 受験した感想
当日の出題は緑本ぐらいのレベルで、黒本レベルの内容はほぼ問われなかった印象です。ただし、どちらの書籍でも見た覚えがないものが多少は出てきてました。試験のレベルはPostgreSQLの運用や基本的なSQLが書ける程度でITSSレベル2相当とされています。同じITSSレベル2の基本情報技術者試験のデータベースよりは内容が深い(例えばVACUUMのようなPostgreSQL特有の管理運用などは基本情報では聞かれない)ですが、出題範囲は狭く、基本情報技術者試験よりは簡単だと思います。4. 今後の予定
以前読めなかった「データ集計・分析のためのSQL入門」という書籍がPostgreSQLを主な対象にしているので、それを読む予定です。著者が提供しているデータ(CSVファイル)のインポートはCOPYコマンドでやるといったことは試験範囲にあったので、試験を通じてどうやったらいいかある程度すぐに思い浮かぶようになりました。躓く箇所が減ったので書籍の本質的な部分(SQLの書き方)に集中しやすくなったのが試験学習で得られた一番のメリットです。