2013年8月4日日曜日

2013年7月の学習記録

7月後半はNagoya.R #10の準備が結構なウェイトを占めておりました。

CentOS 6で作るネットワークサーバ構築ガイド(14章の辺り)
mailing listサーバ構築などで参照。仮想メールサーバ(postfix+dovecot+mysql+postfixadmin)を練習で構築したのですが、quota機能をつけてpostfixを再コンパイルするといった内容は、テキストに載っていないので、扱っていることの程度は相当上がってきたように思われます。
ノンパラメトリック統計入門(pp.211〜読了)
KS検定、スミルノフ検定や順位相関など。この辺りは有意となるための限界値の導出根拠が不足していて若干消化不良気味。統計のテキストは結構気になることを省いているので、証明を省くのであれば、せめて証明の載っている参考書や論文ぐらいは提示してほしいなとは思います。特に省かれているなという印象を持つのは、独立性の検定の自由度に関する説明、モーメント母関数と確率密度関数の1-1対応の理由辺りでしょうか。難しいと言い切らず、書いておいてほしいよ~
確率化テストの方法(pp.1~32)
ノンパラ関連でちょっとだけ目を通す。独特な本という印象。
サンプルサイズの決め方(pp.1~15)
この手の話を日本語で読める貴重な本のように思います。例えば、帰無仮説を受容する際に、積極的に帰無仮説であると言い切るためには、帰無仮説からちょいと離れた位置での検出力が十分高ければOKと考えればよいとか書いてあります。普通の学部向けテキストでこういう書き方をしているものはこれまで見たことがありませんでした。次の読破目標の統計本はこれ。

その他、「統計学が最強の学問である」を読了したほか、TopCoderの易問をいくつか解くなど。

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